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そのまま

18 December 医療の意味

医療への携わり方
(A) とにかく目の前の人を助けたいのか、(B)病気の人を減らしたいのかでもアプローチが違う。

目の前の人を助けたいのなら、西洋医療にこだわる必要はない。その枠にとらわれず最善の策を探すのがいいだろう。役割分担で自分はその西洋医療のパートを担うでもいい。その場合は、自分がその治療の一部を担っているのみということを忘れないことだ。

病気の人を減らしたいなら、ワクチンなどの基礎研究をする以外だと生活環境へのアプローチが考えられる。公衆衛生学もそうだけど、人類生態学、医療人類学的思考も必要だ。
人口が増えすぎたら、生活環境はおちる。だから、そこそこの個体数(人口)以下であることも必要になる。


(A)
個体をみる医療の現場では、専門家に役割分担ができていなくて、すべて医師が頂点のヒエラルキーの元にある。
それから、現代の多くの病気は、薬(だけ)では絶対治らなくて、生活環境とか思考の癖とかいろいろあると思うのですけど、そういうところからアプローチしてものすごく時間をかけて治していくもの。
そこで医師ができることは何かって考える。薬のさじ加減!? たまには、砂糖薬をだしたり。

(B)
単に疾病予防は公衆衛生学の範疇かと思いいきや、そのとりまく社会や文化にコミットしなくては本当のところわからない。暮らしや歴史がその病気を生み出した鍵を握っているから。
そしたら生物多様性と健康、文化多様性と健康だって、重要なファクターだと気付く。
適当に生きて、適当に死んでいくのが、いいんじゃないか、、、と医療者が絶対考えてはいけない結論がみえてきてしまう。
少なくとも(A)では絶対悪とされる”死”っていうものは、その社会や文化の一部なんだなってことに気付かされる。
死を覆い隠すのではなく、なんでもないようにそこにある死という暮らし。
そこで、苦痛を取り除きたいという医療が果たすべき役割は????
宗教は、日々の辛さ、誰かを失ったときの苦しみなどを合理的に理解し、昇華する場であり、人と人のコミュニケーションが生まれる場であったり、ある意味医療の一端を担っていると言える。

コミュニティにおける医療の果たすべき役割?
医療がどんなであればいいのか??

それが大きな問いなのかもしれない。



# by ensrilanka | 2015-12-18 14:43 | Diary

麹の作り方

おぼえがき:コツ

もふっと花が咲いて、自分でもおどろくほど感動した麹つくり。
友達に習ったコツを忘れないうちに…。

1、水に米を浸水(冬は48時間、夏は24時間目安)
つまんで米が崩れるくらいの柔らかさ(かしが来るという表現をするそう)

2、米を乾かす。これが非常に大事。2時間は水切りかごにいれて干す。

3、手ぬぐいを濡らして、せいろに敷いて蒸す。途中で蒸し器の中の水が減ったときように、お湯をたせるようにお湯を準備。蒸すときは蓋なし。
米は薄く敷くように一層。
せいろは竹か木製がベスト。ステンレスだと水分が外に出て行かないためにべちゃべちゃになって失敗する可能性大

4、蒸し器の中の米が透明になってきたら、次の米を重ねる。二層目の米投入。
透明になることを「ぬけがけ」という。

5、全体の蒸し時間は40分。米をつまんでぎゅっと米同士がくっつくくらい。食べるには固いぞくらい。

6、[種切]ふろしきの上へ米を。冷めるまで待機。45℃くらいになったら、菌を振りかけて気持ちひと呼吸。それから、全体に混ぜる。また少し振りかけてひと呼吸、混ぜる。

6、[包込]包む。風呂敷ー新聞紙ータオル・毛布ー湯たんぽ 34℃

7、12時間後、[切返]

8、24時間後、[盛り]



# by ensrilanka | 2015-12-16 22:25 | Diary

麹の世界

人との出会いはありがたいな〜とつくづく思う。
麹を習った。
人の能力を最大限発揮する世界、それは発酵がおりなす多様な世界と同じなのかもしれない。



# by ensrilanka | 2015-12-14 14:32 | Diary

統合医療の病院

新しく統合医療の病院ができるみたいだ。
僧侶が講演者にまじっていて、詳しいことは知らないけど、宗教と医療がまた近付きつつもあり、新しい流れが始まっている気配を感じる。
空海統合医療病院



# by ensrilanka | 2015-12-14 14:31 | Diary

野草食

友達に声をかけてもらって、芸大生の卒業制作としての野草食の試食をさせてもらった。
日の光がまぶしくて気持ちのいい河原でのピクニック。

ドングリのビスコッティ
ねこじゃらしとオートミールのバー
貧乏草とレモンのジャム
ジュズダマのお茶

極めつけは”枯れ葉のパン粉”!!
桜の葉の枯れ葉だそうだけど、香ばしくていいにおい。
そこらへんの道ばたのものも食べられると思うと日々の道も見る目が変わる。
どこでも食べものにあふれているし、生きていけるんじゃないの!?

何より、野草を食べるっていう発想もそうだけど、その発想を形にしているのがすごい!手はひまかけて。
同じこと考えるひとはたくさんいるけれど、なによりやってみてること。
ついやらない理由を探してしまうんだけど、思ったならやってみたらいいっていうシンプルなことを忘れてしまう。その過程が面倒くさいとか通りこして、すごく楽しい。

クリエイティブにアクションしている人だから、その輪もなんだかわくわくしたものになったんだろうな。
そう「ねこじゃらし食べにいこう!」



# by ensrilanka | 2015-12-12 15:25 | Diary

Medical anthropologist/ Human ecologist, loving fermentation, handworks, nature....
by Nanda

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